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F-Secureアンチウィルス クライアントセキュリティを評価する。

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今回、評価したアンチ・ウイルスソフトメーカー

『F-Secure』の企業説明は下記のとおりです。

「1988年にIT先進国でありLinuxの発祥地であるフィンランドで設立されました。設立当初より企業ユーザのニーズに答える高い技術力は業界随一と評価されており、全世界にウィルス対策、インターネット・セキュリティの製品・サービスを提供しています。現在は、以下を目的としたセキュリティソリューションの開発・販売を行っています。」

といった説明になっていますが、弊社がこの企業のセキュリティソフトを評価することになった背景には、複雑化するウイルス対策そして、アンチ・ウイルスソフトのインストールからパターファイルの更新と言ったメンテナンスにいたるまで、PC活用企業にとって本来の業務以外に仕事が増えており、小規模企業にとっては負担を強いられていることに対しての対策として検討しました。その結果、商品とサポートにおいて、とても優秀であることがわかりました。

ウイルス対策で、一番効果的な手法は、インターネット接続を物理的に行わないことです。つまり、企業内においては、インターネット接続を行うネットワークループと、業務専用の接続を行わない、物理的回線ループに分けることです。

こうすることで、インターネットからのウイルスやスパイウェアによる進入とその他のハッカー進入を完璧に食い止めることができます。そして、アンチ・ウイルスソフトを入れていなければ、PCの動きが軽快なものとなります。

こうした使い方が、もっとも経済的でベストな方法なのですが、企業内ではどうしても社員が無断で私用のストレージを使ってPCに繋いだりします。すると、そこからウイルスの感染が起きる可能性が出てきます。

こうした場合、どうしてもアンチ・ウイルスソフトを常駐させる必要が生じます。すると、インターネットに接続されていない閉ループ回線においては、ウイルスのパターンファイルの更新がネット上でダウンロードできません。

従って、媒体を返しての更新となり、不便なものとなります。しかし、その感染頻度は、社内におけるPC使用指導と、就業規則における私物の持ち込みに対して、規制を掛ければ、稀なものとなりますので、後は、常駐させて、時々更新させるか?それとも、ウイルス進入時に対してのみ、稼動させるかの判断だと思います。

そこで、F-Secure社のクライアントセキュリティソフトとサーバー用も含めて、お試し用をインストールして使ってみました。まずインストールは簡単でスムーズに行きました。また、電話サポートもお試し版にもかかわらず、大変親切に相談に乗ってくれました。

そして、何よりも良いことは、サポート電話がすぐに繋がることです。こうしたソフトを購入してもサポート体制がしっかりできていませんと、まったく意味がありません。ウイルスとその対策パターンファイルにおいては、常にイタチゴッコですから、最新のウイルスが進入した時など、やはりサポートが重要になってきます。今まで他のアンチ・ウイルスソフトメーカーの電話サポートが繋がらなくて嫌な思いをしたことはありませんか?

トレンドマイクロ社の場合、お試し版の場合は、まず、電話でのインストールやその他技術的な相談には応じてくれません。クライアントPCのみのインストールであれば左程難しくはありませんが、サーバーとクライアントを含めた管理セキュリティシステムとなると、インストールも結構厄介です。それは、企業のシステム環境が違いますから、そう簡単には行きません。メーカー販売窓口の担当者ですら、インストールについて聞いてもわかりません。ですからメールなどの問い合わせとなりますと、大変面倒で無理かなと思います。

なお、ウイルス検索と駆除機能について、ウイルスTROJと、スパイウェアをサンプルにて確認をしましたが、検索も駆除も申し分ありませんでした。

ところで、企業ではまだ、Windows2000を使われているところが多いいと思いますが、そうしたスペックも範疇に入っていますので大丈夫です。あと、検出機能とかを含めたところが充実しているのは良いことですが、その分どうしても、PC動作が緩慢になってしまいます。つまり、両刃の剣なのです。PCによっては、それが困る場合は、ウイルスソフトを外せばよいのですが、その代わりしっかりと、管理をしないといけません。

当社の場合も、光回線を利用していてもアンチ・ウイルスソフトが入っていると伝送速度が落ちますし、イラストレータみたいな重いソフトを使う時など困ってしまいます。また、当社は仕事上、テストが出来るように、PCも様々なメーカーを利用していて、アンチ・ウイルスソフトも色々使ってみたりしていますのでそうした問題は、すべて共通であることがわかります。

それで、当社は、必要に応じて、アンチ・ウイルスソフトを一時停止してPCを使ったり、或いはRAM容量を大きくして、臨機応変にて運用しています。

昨今のアンチ・ウイルスソフトは肥大化していますし、また最近WindowsXPなどは、最近Service Pack3になってきていますから、これもPC動作の緩慢さにつながっています。対策としては、PC最大許容量に引き上げた方がベターです。テストとして東芝J32のPCで、最大許容が2GBに対して、1.25GB程度にしましたらとても軽くなりました。

RAMの増設は至って簡単ですから、ちゃんとスペックを確認してやれば、最近安くなっていますから、やるべきだと思います。

by  大藪光政

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