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2008年9月

経営哲学研究を立ち上げました・・・

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マイテックのHPにて、『経営哲学研究』といったテーマで、新しい取りl組みを立ち上げました。

経営者の方、あるいはこれから独立を目指される方に、経営に哲学が如何にして関わっているかをダイアログ形式で、ご一緒に考えていく主旨で企画してみました。

昨今、哲学と言えば辛気臭いと敬遠されがちです。また「無用の用」といった理解も得られず、哲学は学者がやるものといった風潮があります。しかし、それは、日本では池田晶子さんがその閉ざされた門を蹴破りました。

池田さんは一般の人々に対して、その門を開きましたが、昨年他界されました。もし、池田さんが存命だったら、このような経営と哲学の関係について語ることをどのように笑われるか?そう考えると、面白いことです。

哲学そのものは、紀元前にはソクラテスとプラトンが、脚光を浴び、そしてカント、デカルト、ヘーゲルと学問としての体をなしていきます。ところがマルクスになってから、政治経済へと繋がりをもったため、近代経済学とマルクス経済学とのぶつかり合いとなります。

そのマルクス経済学から、共産主義が生まれましたが、その最たる巨大国家のソビエト連邦は、資本主義国家より先に行き詰まり、結果として、カール・マルクスの哲学は、影を潜めました。でも、昨今 「小林多喜二の蟹工船」が愛読されブームとなっていますから、新しい解釈としてのマルクス哲学研究も盛んです。

さて、西洋哲学は実存主義のサルトルで行き詰まった感じがします。その背景を考えて見ますと、ジャック・デリダによる、哲学に対する見直しが、どうも重要な位置を占めていると思われます。彼は、デカルトの有名な「我思う、ゆえに我あり」すら、疑い始めたのです。

しかし、哲学は西洋だけでなく中国にも、また違ったものがあります。そうした見地で世界の哲学の遍歴を眺めながら、人間の考えることを噛み砕いていくことで、人が為す経営という取り組みに対しても、ひとつのヒントが出てきそうな気がします。

その試みを一度、やってみようと言う気になりました。

by  大藪光政

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