« 経営哲学研究を立ち上げました・・・ | トップページ | マイテックのメセナとして、『無量育成塾』を開校しました。 »

B to Bにおけるエコノミーなホームページづくりの勧め・・・

007

                                                             

   

   

   

   

九州の経済も厳しい状況になってきました。

そこで、経営者の方は、まず、経費節減、生産の減少に伴う人員の削減等をすばやくやられていると思います。中には、「もう、削減しょうがない!」と思われている経営者の方もおられます。

今月の半ば、某企業にて、HP(ホームページ)を見ていると、現在とはかなり内容が違っていたので、社長にお聞きすると、「いや~、担当者に更新原稿を頼んでいたが・・・担当者が、やってくれてない。」と、愚痴られていました。どうもみなさんが本業に忙しいのと、原稿を書くのが面倒なのと・・・色々事情がおありでした。

でも、HPの管理コストをお聞きすると、なんと、五年間で車が買える金額です。どうも変だなあと思って・・・契約内容を調べてみると、更新料も込みで、コンサルティング付きとのことです。それで、五年間更新の内容が少ないし、デザインも当初のままです。

それで、HP会社のサポート姿勢が疑問になって、制作担当の責任者を呼び出すことになりました。社長の方は、「いや、原稿を出さなかった我々の方が悪かったのだから・・・」と、大変謙虚な姿勢でしたので一応HPに対するサポート内容を確認しました。

すると、どうも、先方は、毎月アクセス分析の提出をきちんとしているから仕事しているということと、やはり、更新依頼がないので、我々としては、なすすべがなかったと言われました。

しかし、考えるに、HPのコンサルティングをすることを売りにしているのなら、せめて、定期訪問で、更新の催促など・・・あるいは、五年のうち何度かは、会社訪問してHP会社自ら現場写真を撮るなりして、更新を推進する責務があったのではないか?と思いました。

その点については、HP会社は非を認め、新規に企画提案しますとの前向きな姿勢で、検討して頂きました。その検討内容を後日見ることになったのですが、これだけ何もやらずに、五年間も契約を続けて、料金を支払い続けたのに・・・あらたに新規HP制作料金が約30万円、そして、月々の管理料が、なんと、倍の4~5万円の見積が出てきました。

内容的には、隔月にての定期訪問と、トップページの魅力度UPやSSL暗号処理等の提案も入っていました。ここで、おかしいと思ったのが、企業対企業のビジネスで、トップページのビジュアル性ばかりを追求しておきながら、中身のコンテンツである企業内容における企画提案がまったくなかったのです。

要するに、ビジュアル性や、HPとしての形式の優位性だけを売りにした企画書なのです。だから、コメント欄に対するSSL処理とか、信頼性をアピールする・・・形式ばかりで核心を突いていない的外れの企画書だったのです。

何故、そのような企画書になったかというと、HPを立ち上げるべき会社の業種に対する理解不足が、そうさせていたのです。どうも、九州のHP会社は、B to CのようなHPを制作するのは得意ですが、B to Bのようなものに対しては、苦手なようです。

コンサルティングとして、業種をウォッチングする技量がないからそんな企画書になってしまうのです。一般消費者ではなく、企業を相手とするHPは、やはり、見てくれではなく、コンテンツが大切なのです。それが証拠に、B to Bの企業では、自社でHPを立ち上げているところもあります。

結論として、経費を少しでも節約されたいなら、B to Bの企業の企業は、サーバーをニフティの法人契約でのホスティングサービスを受け、HPをIBMビルダーで立ち上げるべきです。今回、弊社が、その仕事を代行しました。

ドメインの管理移転を始めとした、手続きと、HP制作まで・・・言い出しっぺの弊社が、お引き受けしました。経費的には、HP新規制作料なしで、そして、更新はすべて原稿から現場写真撮り、そして、企業のアピール更新企画提案も含めて、無料で元HPの作成ページの倍を構築し、デザイン性においても、弊社の方が勝っているものを実現させました。

実際に、HPを見られた社長は、プロが作った以前の会社HPと、私が制作したHPを見比べて、弊社のHP構築に対してかなり驚かれました。「大藪さんは、他の企業向けHPも作っておられたのですか?」と、不思議がられていたので、「いいえ・・私の会社の為に、HP制作技術を独自で取得しているだけです。」と、答えますと半信半疑です。それもそのはず、弊社のHPを見ると、素人HPだからです。だから、「何故?」となります。種を明かせば、HPなんていうものは、素人相手に対しては、見てくれが大切です。だから素人に対してはデザインで、プロ的な仕上げで目を引くことができます。

それをアピールしたいのであれば、Webデザインに時間を掛ければよいだけです。しかし、当社HPは、一般消費者相手ではないので、Webデザインには、まったく時間を割いていません。そこで、某会社から依頼されたHPは、一般消費者相手ではありませんでしたが、月額の管理料が発生するので流石にWebデザインについては、少し配慮しました。(以前の契約したHP会社よりもましなデザインで作りました) 当社はHP制作が本業ではありませんので、弊社のHPを見ると野暮な・・・ある意味で「紺屋の白袴」なところも含んでいます。

HP制作会社と弊社の大きな違いは、弊社がこうしたHPを制作するに当たって、その企業の体質観察をすることで、書面に具現化されていないところを明確にフォーマット化して提示し、経営者に対して省察させるということと、不明瞭なシステムや戦略と戦術の一致のズレなどが見付かれば、そこを指摘して提案する作業を行っているところが大きく違います。

すなわち、HPは、戦術ツールであって、戦略としての目的に合致する企業体質改善を重視していることです。

HPを構築することで、一石二鳥をねらっているのです。

by  大藪光政

|

« 経営哲学研究を立ち上げました・・・ | トップページ | マイテックのメセナとして、『無量育成塾』を開校しました。 »